函館短期大学ニュース
つどいの広場
2017.02.16 節分の日の2月3日(金)午前10:30から、「つどいの広場」で、豆まきを行い、31組の親子68名が参加しました。鬼の衣装を着て参加した赤ちゃんもいましたが、その衣装はお母さんの手作りのもので、お子さんへの愛が伝わってきました。
つどいの広場の職員が、鬼の紙人形劇のペープサートを使いながら、心の中の悪い鬼を追い出して、みんなが元気で楽しく暮らせるようにというお話をしました。ペープサートを見ただけで泣き出す子がいて、お母さん方からは、笑いがおこりました。お母さん方は、きっと、小さなかわいい鬼を出しただけなのに、子供は、もう泣いちゃったのかと思ったのでしょうね。
子供たちが、小さなペープサートの鬼に向かって「おには~そと、ふくは~うち」と豆まきをしていたら、廊下からドンドンと大きな音が聞こえてきました。その音に、子供たちは大パニック。音とともに大きな鬼が登場すると、あちらこちらから泣き声があがりました。お母さんにしがみつき泣いている子、何がおこったか分からずにキョトンとしている子、泣きながら鬼に向かって勇敢に豆を投げている子もいて、プレイルームは大騒ぎになりました。
子供たちの勇気が込められた豆をぶつけられた鬼は、急ぎ足で逃げていきました。鬼がいなくなっても、怖くて泣いていた子がいましたが、お母さんに抱きしめてもらい、落ち着きを取り戻したようでした。
お子さんの泣き顔を写真に収めたお母さんは、「家では経験することができない貴重な経験ができてうれしいです」と笑顔で話してくれました。
心の中の鬼を退治したみなさんに、福が訪れますように。
今年も、快く鬼役を引き受けてくれた本学保育学科の男子学生2名どうもありがとう。
(wrote by Noro, photo by Mikami )