函館短期大学ニュース
つどいの広場
2019.02.06つどいの広場では2月1日(金)節分の豆まきを行いました。雪が降る中、生後3か月から3歳までのお子さんとお母さん17名が集いました。
まず「健康に過ごせるよう」にとの願いを込めて豆をまくことを説明し、豆に見立てたボールを投げて、豆まきの練習をしました。その後「鬼は外」と掛け声の練習をしていると、廊下からドンドンと音が聞こえます。その音がだんだんと大きくなり、赤い大きな鬼がこん棒を振り上げて入ってきました。
1歳の子供たちは何だろうと不思議そうにたたずんでいます。2歳3歳の子供たちは、お母さんの後ろに隠れたり、しがみついたりしています。練習したはずの「鬼は外」の言葉が出てきません。お母さんに手伝ってもらいながら、豆(ボール)を投げました。初めのうちは小さな声しか出ませんでしたが、次第に大きな声で「鬼は外」が言えるようになりました。なんと3か月の赤ちゃんが寝ていたベビーベッドの方からも「あーあー」という声が聞こえます。まるで一緒に「鬼は外」と言っているようです。
子供たちのパワーに押されて、赤鬼はすごすごと逃げていきました。「もう鬼は来ないかな」と心配そうな子供がいましたが、自分たちの力で鬼を外に追い出したことを確認すると、安心したように笑顔になりました。その後はたくさんの喜びが入ってくるようにと、大きな声で「福はうち」と言いながら、豆(ボール)を投げました。ひと足早い節分の豆まきの一コマでした。
(文:山田 写真:小林)