函館短期大学ニュース
つどいの広場
2017.12.14 12月4日(月)函館短期大学子育て研究所主催の「親子でコンサート」が開催されました。つどいの広場を利用する親子25組が参加し、生後1ヶ月の赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで総勢58名で、楽しい時間を過しました。
今年のコンサートは本学保育学科の五十嵐睦美助教、山下真由美専任講師、そして管楽器アンサンブル部の学生が、さまざまな音を届けてくださいました。
1部は、声を使った音ということで、お姫様のようなドレスを着た山下先生に歌っていただきました。「アヴェ・マリア」や「犬のおまわりさん」などの4曲を、美しい歌声で披露してくださいました。
2部は、ピアノ演奏です。「子供の領分」(ドビュッシー作曲)より1曲弾いていただきました。いつもと違う環境に少しぐずっていたお子さんも、ハンドベルやきれいな歌声に興味を引かれ、ピアノの音が流れるとじっと聴き入っているようでした。
3部のアンサンブルでは、トランペットやクラリネットなどたくさんの楽器を目にしました。初めて見るそれらの楽器に興味津々で、自分の身体より大きなチューバにはとても驚いていました。それぞれの楽器を紹介していただき、音色の違いを感じることができました。大人も子供も耳にしたことがあるジブリソングやディズニーメドレーなどを演奏していただきましたが、楽しいメロディに思わず身体が動き出すというお子さんがいました。
そしてアンコールでは大人も子供も「恋」の曲に大喜びで、手拍子したり踊ったりと笑顔がいっぱいになりました。
子供たちは、1時間という短い時間の中でも、身体全体でピアノや楽器の音を感じたのではないでしょうか。「小さい子供を連れてコンサートに行くことは難しいので、あきらめていました」と言っていたお母さんたちにも、美しい音の調べを聞いていただくことができました。さまざまな音に包まれたステキなコンサートでした。
(wrote by Yamada, photo by Kinosita)