函館短期大学ニュース
つどいの広場
2015.12.0711月7日(土)11:00~、赤ちゃんから楽しめる「親子でコンサート」を開催し、25組の親子が参加しました。今年のコンサートも、本校非常勤講師の声楽家 石丸典子先生、ピアニスト 類家唯先生、子育て研究所所長(保育学科長) 佐々木茂先生、さらにマリンバ奏者の市川須磨子さんにもお越しいただきました。
佐々木茂先生のご挨拶の後に、石丸先生の歌の世界が始まりました。「しあわせなら手をたたこう」から始まり「大きな栗の木の下で」「ひげじいさん」「こぶたぬきつねこ」「パンダうさぎコアラ」などみんなが知っている曲に合わせ、手遊びを楽しみました。
保育学科の学生も参加した「ドレミの歌」では、歌声に合わせてからだ全体を動かし、会場は盛り上がりました。
歌のコーナーの最後には、石丸先生が「日頃頑張っているお母さんに贈ります」というメッセージとともに「いのちのうた」を歌ってくださいました。とても心に染みわたるすてきな歌でした。
類家先生が演奏してくださったショパンのノクターンでは子供たちも動きを止め、美しいピアノの音色に会場内がうっとりしました。
市川先生の演奏になると子供たちはマリンバの音に一気に耳を奪われ、その演奏に釘付けです。「クシコス・ポスト」の軽快な曲ではリズムに合わせて体を動かしたり、思わずマリンバの側に寄っていったりしました。最後の曲で先生が用意してくださった楽器(音が鳴るおもちゃ)に興味津々の子供たちでしたが、実際に触ったり吹いたり叩いてみたりする楽しい時間もあり大喜びでした。
どうしても赤ちゃんや年齢の低いお子さんを子育て中は、コンサートに出向き生の演奏を聞くことは難しい時期です。このコンサートは子供たちに本物の音に触れて欲しい、お母さん方にはしっとりと美しい音楽を味わって欲しいという思いで企画しました。参加された皆さんが、間近で本物の楽器に触れ音楽を身近なものと感じてくれたらとても嬉しいです。
(wrote by Noro photo by Misawa)