函館短期大学ニュース

つどいの広場

2016.11.22
♪親子でコンサート~からだで感じる音

 11月1日(火) 0歳から聴けるコンサート「親子でコンサート」を開催しました。今年の演奏には、声楽家の石丸典子先生、マリンバ奏者の市川須磨子先生、ピアニストの高 実希子先生と類家唯先生をお迎えしました。子育て研究所所長 佐々木茂教授のコーディネートの下で行ったこのコンサートには、本学保育学科2年生も参加し、オープニングでリコーダーの演奏を披露してくれました。聞き覚えのある楽しい曲が流れてくると、子供たちは引き込まれるように目の前のお兄さんお姉さんを見つめていました。

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 佐々木教授からのあいさつの後は、石丸先生の〈日本の歌、みんなで歌おう〉のコーナーです。「パンダうさぎコアラ」や「幸せなら手をたたこう」など、歌ったり手遊びをしたり、親子で笑顔いっぱいで楽しんでいました。思わず立ち上がり、体をスイングしながら一緒に歌っていたお子さんもおり、お母さんは「この歌が大好きなんです」と話してくれました。

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 次は、〈ピアノ演奏〉のコーナーです。高先生が「きらきら星変奏曲」「亜麻色の髪の乙女」をしっとりと流れるように演奏してくださいました。そして類家先生は、お母さんたちのためにと「ノクターンOp.9-2」を弾いてくださり、お母さんたちは美しい調べにうっとりしていました。

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 最後の〈打楽器の世界〉では、マリンバ奏者、市川須磨子先生の演奏で、心地よいマリンバの音を楽しみました。「ミッキーマウスマーチ」や「さんぽ」では、ジャンプをしたり踊ったりとからだ全体で音を楽しんでいるようでした。「走り出したくなる曲です!」と紹介された「クシコス・ポスト」が聞こえると、本当に走り出す子供もいました。「プリンク・プレンク・プランク」では興味津々で、市川先生が持つ楽器に子供たちが集まりました。木魚や紙風船など、不思議で楽しい音がする楽器を使って演奏していただいたので、笑顔いっぱいになりました。コンサート終了後は実際にそれらの楽器に触れさせていただきました。

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 「コンサートなので少しおめかしをして来ました」とおしゃれをしてきてくれた方がいましたが、午前中タップリ遊んだからか、お子さんはすぐに寝てしまいました。ステキなBGMで楽しい夢を見ることができたのではないでしょうか。気持ちよさそうなその寝顔にもほっこりと癒されました。
 ちょっぴり贅沢な時間を過し、心もいっぱいになったコンサートでした。
                                (wrote by Yamada, photo by Matsumoto)