函館短期大学ニュース
子育て研究所
2018.12.26 函館短期大学子育て研究所は、12月16日(日)に第3回目の専門職研修講座を開催しました。今回の研修は、「自分を育て、園を育て、子どもを育てる音楽表現のスキルアップ」というテーマで、保育学科の山下真由美専任講師が担当し、34名の保育士・幼稚園教諭等が参加しました。
講座前半の理論編では、楽譜の理解に基づく「読譜力」について説明しました。後半の実践編では、参加者は《きよしこの夜》を教材として、実際にハンドベルやトーンチャイムを演奏、音楽の基礎である「主要三和音」を理解した教材研究や、子供向けの指導法および合奏法について実践を交えて確認しました。
会場の第1音楽室は、澄んだベルやチャイムの音が響き渡る音色に包まれ、合奏後の静けさである「余韻を聴く」ことの大切さについて説明がありました。
参加者からは「音の環境をもっと大切にして、子供と時間を過ごしていきたい」、「コードや楽器の使い方を知り、園での活動に取り入れていきたい」といった感想が寄せられました。