函館短期大学ニュース
つどいの広場
2018.12.17つどいの広場では、12月8日(土) に、Happy Dayひろば「クリスマス会」を開催しました。雪がしんしんと降りつもる中、親子20組51名が集まりました。クリスマスカラーの洋服やサンタクロースのコスチュームを着た子供たちの参加で、会場はクリスマスの楽しい雰囲気に包まれました。
クリスマス会の始まりは、本学保育学科2年生による手遊びです。「ジングルベル」の曲に合わせてみんなで手遊びをしました。手遊びの後は、絵本の「はらぺこあおむし」のストーリーを模造紙に写し取って仕立てた作品の発表です。普段見慣れているページをめくる絵本とは違い、まるでお話が流れていくような作品です。その流れていく作品の不思議さもあり、皆、次第にお話の世界に引き込まれていました。最後にきれいな蝶々が羽を広げると、参加者みんなに笑顔が広がりました。
続いては、デジタル紙芝居「はじめてのおつかい」です。デジタル紙芝居を見るのは初めてという方も多く、始まると子供も大人も画面に集中していました。オオカミのロビン君が失敗をしながらも無事お買い物を成し遂げると、拍手して喜ぶ子供がいました。紙芝居が終わると人形のロビン君が、「僕もつどいの広場のクリスマス会に参加したい」と言い出し、実際につどいの広場に登場しました。デジタル紙芝居の画面から抜け出たロビン君の姿に、子供たちは興味津々で、頭をなでたり、握手したりと、ロビン君はすっかりクリスマス会の人気者になりました。
ゲーム「ボールでクリスマスツリーを作ろう」では、子供たちが協力し、大きな緑色のクリスマスツリーにボールを入れていきました。ボールをすべて入れ終わり、ツリーを裏返すとカラフルなボールのクリスマスツリーが現れました。
ゲームを終えて一息つくと、どこからか鈴の音が聞こえ、サンタさんがつどいの広場にやってきました。不思議そうに白い髭を見る子供や、近くに行くとびっくりして泣き出す子供もいましたが、サンタさんが一人一人にプレゼントを渡すうちに、皆笑顔になりました。名残惜しそうな子供たちに見送られサンタさんは帰っていきました。
最後に本学保育学科 榊ひとみ准教授より挨拶があり、楽しかったクリスマス会が終了しました。参加した方々は「サンタさんに会えてうれしかったね」と親子で話しながら、帰っていきました。
皆さんのおうちにもサンタさんがきますように。
(文:木下 写真:榊)