函館短期大学ニュース

お知らせ

2015.09.29
平成26年度 函館短期大学の学生ボランティアによる地域経済効果

Ⅰ.はじめに
函館短期大学の学生が行うボランティア活動はどのくらいの経済効果を地域にもたらしているのか。この問いに答えようというのが本レポートの目的である。学生が行うボランティア活動に関して、本学は平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災を契機に、基礎教育科目「ボランティア実習Ⅰ」「ボランティア実習Ⅱ」を新設して単位化した。それまで実態把握が難しかった学生のボランティア活動だったが、「ボランティア実習Ⅰ」および「同Ⅱ」の単位取得を希望する学生に報告書の提出を義務付けたため、本学学生のボランティア活動の実態把握が可能となった。平成26年度中に提出された同報告書を分析した結果、本学の食物栄養学科と保育学科で、延べ229名の学生が各種ボランティア活動に参加、平成26年度中の学生の総ボランティア時間数は1,730時間に上り、1年間の本学学生のボランティア活動による経済効果は推計で1,479,040円に上ることが判明した。

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